
10月1日、正式版 v1.2.0 とテスト版 v1.2.0-test0 を公開しました。新しいチャンスカードが3枚、ゲーム全体への感想や不具合をそのまま運営に送れる画面、スイッチの実績、そしてテスト版だけだったボードエディターの機能のいくつかが、正式版でも使えるようになりました。テスターの方からいただいたご報告・ご要望にこたえる直しもたくさん入っています。エンジンの版が上がったので、ネット対戦は 1.2.0 どうしで遊ぶ形になります。
新しいチャンスカード: スイッチ故障・停電・モーター逆回転
テスターの方からいただいたカードの案をもとに、盤のスイッチにかかわるチャンスカードを3枚足しました。
- No.190 スイッチ故障: 引いた人がサイコロを振り、出た目の数だけ(引いた人の手番で数えます)、盤のスイッチが動かなくなります。止まっても通っても、押しても盤は変わりません
- No.501 停電: 同じく出た目の数だけ、すべてのお店が休業(買い物料 0)になり、スイッチも止まります。停電のあいだは盤が暗くなります(不動産屋は休業しません)
- No.502 モーター逆回転: 盤の状態が、順送りのスイッチでも時間での切り替えでも逆の順番で変わるようになります。もう一度引くと元に戻ります
- 故障・停電中は、スイッチのマスの情報に「停電中:押しても動かない」などと出ます。全体の状況にも、あと何回か(逆回転は「∞」)が並びます
- 同じカードを重ねて引いたときは、残りの長いほうが残ります。故障と停電は別の時計です
- 状態の時間切れやトリガーは止まりません。チャンス付きのスイッチに止まれば、チャンスカードはふつうに引きます
停電中の盤。盤が暗くなり、コマとカーソルは明るいままNo.190 は、ボードエディターのカードの一覧・図鑑・カスタムチャンスカードデッキに、ほかのカードと同じように出ます。
No.501 と No.502 は「隠しカード」です。501 番からのカードは、どの一覧にも出ません。番号を知っている人だけが、ボードエディターのチャンステーブルやイベントマスの ID 欄に番号を打って、ボードに入れられます。
- 隠しカードは、そのプロフィールで遊んだ対局で一度でも効果が発動すると、図鑑に載ります(番号・絵・説明が見えます)。自分が引いたときだけでなく、CPU やほかの人の席、ネット対戦の席で発動しても数えます。リプレイの再生・観戦・エディターのテストプレイは数えません
- 図鑑に載っても、ボードエディターの一覧には出ません
チャンスカード No.501「停電」ボードエディター: 通過型スイッチと2つめのエリアが正式版でも
これまでテスト版だけだった次の機能を、正式版のボードエディターでも使えるようにしました。
- スイッチ(通過): 通ると作動するスイッチ。盤は移動が終わってから切り替わります
- スイッチ(通過・その場): 通ったその場で盤が切り替わり、残りの移動は新しい盤の上で進みます
- スイッチ(通過+チャンス): 通ると作動し、止まるとチャンスマスと同じ(チャンスカードを引く)マスです
- 2つめのエリア: お店を2つのエリアに入れられます(マスの情報の「2つめのエリアID」)。ルールの「2エリア所属のお店の倍率」はこれまでどおりです
ボードエディターの「スイッチ(通過+チャンス)」建設・改築: 足りない分は手番の終わりに精算
所持金が足りないときの建設・改築(空き地の改築を含む)を、すぐに建てて、足りない分は手番の終わりに払う形にそろえました(ご要望から)。
- 決めたその場で建物と買い物料が変わります。これまでは、改築は先に売却の画面が開き、売り終わるまで古い建物のままでした
- 足りない分は所持金がマイナスのまま進み、手番の終わりに売却の画面で精算します。CPU も同じで、手番の終わりに自動で売ります
- 建てられるかどうか(全部売れば払えるか)の判定は、これまでと同じです
ワープマスで銀行に着いたとき
ワープマスの「到着時の効果」が 通過効果のみ(既定) のとき、行き先が銀行なら、銀行を通ったのと同じ(目標達成の判定・給料・株の購入)になりました。これまでは周回数しか数えず、目標の資産に届いていても勝ちになりませんでした(テスターの方のご報告から)。なし(純テレポート) のワープでは、これまでどおり何も起きません。
カメラ: 背景の絵の端で止まる
テスターの方のご報告から、カメラが背景の絵の外を映さないようにしました。
- 株価変動・独占・エリアの価格変動のカメラ
- 5倍買い・買収・増資・銀行への売却・扉・大砲・ワープの飛行など、カメラが動く演出
- 対局の始めの「順番の発表」「目標の確認」は、背景の絵が画面を覆うところまで寄ります(盤全体が収まる範囲まで)
実績: スイッチを押した回数
スイッチを押した回数の実績を2つ足しました(ご要望から)。止まる・通る・その場・遠隔(スキルバトル)のどの押しかたも数えます。故障・停電で動かなかったときは数えません。
- スイッチ連打: 1試合でスイッチを 3 / 10 / 30 回押す
- 通算スイッチ: スイッチを通算 20 / 100 / 500 回押す
- データを見る → 総合統計にも「スイッチを押した回数」が出ます
ゲームのレビュー・不具合報告
モード選択の「お知らせ」の下に、ゲームのレビュー・不具合報告 を足しました。ボードなどの作品ではなく、Epoch Street そのものへの感想・不具合の報告・要望を、運営に直接送れます。
- 種類は「感想」「不具合の報告」「要望」「その他」。感想には7段階の評価を付けられます
- ゲームの版と OS と言語をいっしょに送ります。送るにはアカウントが必要です(1日10通まで)
- 運営からのお返事は、お知らせの 「あなたへ」 に届きます
ゲームのレビュー・不具合報告不具合の修正
- 分かれ道を手で歩いている途中で「1手の 最大時間」が切れると、リリーフが動けずに対局が止まることがあったのを直しました
- 中断して再開すると、交渉の「断固拒否」の印が消えることがあったのを直しました
- 「レガシーで遊ぶ」「モダンで勝つ」などの実績に、1.1.4 からの対局が数えられていなかったのを直しました。1.1.4〜1.1.5 で遊んだ対局も記録から数え直されます
- お知らせなどの画面で F5(更新)が効かなかったのを直しました
- 設定「CPUの「止まりますか?」」が、画面のテンポや待ち時間の設定で効かないときに、そう表示するようにしました
- 運営が名前を直したボードでも、ボード選択の紹介画像はボード自身の名前で選ぶようにしました
- もう公開されていない共有コードを持っていると、更新の確認などが1日できなくなることがあったのを直しました(そのコードはもう送りません。入れた作品は消えません)
- コマ/テクスチャ工房: 何も変えなかった一筆で「変更あり」にならないようにしました
ネット対戦:
- ナンバーナイン・タロット・スクラッチで、時間切れの代打ちのあと、画面が遅れて次の問いに別の答えが入ることがあったのを直しました(サーバーでも答えの種類を確かめます)
- 交渉: 断られたあとに前の交渉の結末がもう一度出る、送信が落ちたときに入力を受け付けなくなる、中止した直後にパネルが開き直る、などを直しました。交渉を始められるのはサイコロを振る前だけです(サーバーでも確かめます)。競売を始めると、進行中の交渉は閉じます
- 人が代わりに操作している CPU の席のカジノで、その人が切断すると1回の入力ごとに約2分止まっていたのを直しました(すぐに CPU が続けます)
- 観戦で開いていた画面は、自分の席のカジノの番が来たら閉じるようにしました
- マッチメイキングの卓のルールを、部屋の既定とそろえました(建設数 3・1手の最大時間 10分・初期資金はボードの既定)
サーバーの安定性の改善
作品の審査・公開まわりや、送信の上限の数えかたなど、サーバー側の直しをまとめて入れました。
互換性とセーブ
- セーブ(中断・オートセーブ)はそのまま読めます。v1.2.0 で保存したセーブは、v1.1.5 以前では開けません
- エンジンの版が上がりました(Core 0.6.54 → 0.6.55)。ネット対戦は同じエンジンの版どうしだけです。正式版 v1.2.0 とテスト版 v1.2.0-test0 は同卓できますが、v1.1.5 以前の版は入口で断られます。サーバーはこの版に合わせて更新済みです。ランチャーを起動して更新してください
ランチャー(1.0.24)
- ダウンロードが途中で止まったとき、ランチャーを閉じて開き直しても続きから再開できるようにしました
- ダウンロードが最後の置き換えだけ失敗したとき、取り直さずにそのまま使えるようにしました
- アカウントの切り替えや「この PC から消す」が、あとで元に戻ってしまうことがある不具合を直しました
おわりに
今回も、新しいカードの案から「ここが困る」まで、テスターの方の声からたくさんの変更が生まれました。新しい「ゲームのレビュー・不具合報告」からも、気づいたことを気軽に送ってください。