制限ターンと制限時間
ふつうの対局は、目標金額に届いて銀行に着いた人が勝ちます。制限ターンと制限時間を使うと、「決まった回数」や「決まった時間」で打ち切って、そのとき総資産がいちばん多い人を優勝にできます。短い時間で決着をつけたい日や、配信・イベントで終わりの時刻を決めたいときに向いています。

どちらも ルール設定(ボードを選ぶ画面で R)の中の行です。何も触らなければ、これまでどおり目標金額だけで終わります。
1. 3つの「終わりかた」
対局の終わりかたは、次の3つのスイッチで決まります。3つは互いに独立で、先に成立したもので対局が終わります。
| 目標金額 | 制限ターン | 制限時間 | 対局の終わりかた |
|---|---|---|---|
| あり | なし | なし | 目標金額に届いて銀行へ(ふだんの遊びかた) |
| あり | あり | なし | 目標金額に届く / 決めたターン数が終わって総資産1位 |
| あり | なし | あり | 目標金額に届く / 時間切れのターンの終わりで総資産1位 |
| あり | あり | あり | 上の3つのうち、いちばん早いもの |
| なし | あり | なし | 決めたターン数が終わって総資産1位 |
| なし | なし | あり | 時間切れのターンの終わりで総資産1位 |
| なし | あり | あり | どちらか早いほう |
| なし | なし | なし | 選べません(終わりが破産しかなくなるため) |
- 破産で終了は、どの組み合わせでも並行して効きます
- 目標金額を「なし」にできるのは、制限ターンか制限時間のどちらかを決めているときだけです。両方を「なし」に戻すと、目標金額は直前の値に自動で戻ります
- 制限の途中でも、目標金額に届いて銀行に着けば、その場でゴール勝ちです(制限の判定はターンの境目でしか起きないので、ゴールが必ず先に決着します)
2. 制限ターン
制限ターンは、全員がこの回数ずつ手番を終えたら終了するルールです。

- 数えるのは1周(全員が1回ずつ手番を終える)で1ターンです。画面の「N ターン」と同じ数え方です
- 設定は なし / デフォルト / 数字(5〜999ターン)。Enter で数字を直接入力できます(0 を入れるとデフォルト)
- 休みの手番も、破産した席の位置も、ちゃんと1手として数えます。席の数ぶんだけ進むので、全員の手番の数がそろったまま終わります
対局中は、サイドバーの上のほうに 「あと N ターン」 が出ます。残りが 3ターン以下で黄色、1ターンで赤になります。
最後の1周が始まると、盤の上に 「ラストターン! この ターンで 終了」 の帯が出て、サイドバーの表示も 「ラストターン」 に変わります。このターンを全員が指し終えたところで終了です。
3. 制限時間
制限時間は、対局ぜんたいの持ち時間(時計)です。残り時間が 0 になったそのターンの終わりで終了します。

- 設定は なし / デフォルト / 分(5〜999分)。Enter で直接入力できます
- 時計が動いているあいだ、サイドバーの「経過」の行が 「残り 0:09:55」 のように残り時間に変わります。残り5分で黄色、1分で赤になります
- 時計は、ポーズ中と対局が終わったあとは止まります。途中でセーブして中断しても、再開すると続きから進みます
3a. 時間が 0 になってからのこと
時間切れになっても、対局はその場では終わりません。いま進んでいるターン(1周)は全員が最後まで指します。そのうえで次の周が始まろうとした瞬間に終了し、そのとき総資産がいちばん多い人が優勝です。
- 時間切れの瞬間から、「ラストターン」 の帯が出ます(制限ターンと同じ表示です)
- 全員の手番の数がそろうので、たまたま先頭にいた人が有利になることはありません
- CPU もラストターンを知っています。最後の周は、終わりを見すえた動きをします
4. 時間かせぎを防ぐ — 持ち時間と1手の最大時間
制限時間だけだと、リードしている人が自分の手番をのばして時間を使い切る、という時間かせぎができてしまいます。それを防ぐのが、次の4行です。制限時間を決めると、1手の最大時間にも自動で値が入ります(既定は10分)。
| 項目 | 何を決めるか |
|---|---|
| 持ち時間 | 対局ぜんたいで1人が使える時間。無制限なら時計なし(既定) |
| 消費の 単位 | 分単位=自分の手番で1分たつごとに1分減る(1分未満の端数は減らない)/秒単位=使ったぶんだけ減る |
| 1手の 最大時間 | 1手に使える時間。使い切るとその手番だけ CPU が代わりに指します |
| 枯渇後の 猶予 | 持ち時間を使い切ったあとの、1手ごとの猶予(既定 120秒) |
- 時間が切れたときに起きるのは、その手番だけ CPU(リリーフ)が指すことです。次の手番では操作が戻り、席がなくなることも、対局が終わることもありません
- 時計が走るのは、人が操作している席の、自分の手番のあいだだけです。CPU の席では走りません
- 他の人が答えているあいだ(競売の入札・交渉の返事・株の申し出)や、ポーズ中は、自分の時間は減りません
- カジノのミニゲームや、お金が足りないときの売却も自分の時間の中です。切れれば CPU が続きを指します
- 持ち時間と1手の最大時間は、制限時間がなくても使えます(時計つきの対局だけを遊びたいとき)
- 分単位消費のときは、1手の最大時間も分単位でしか決められません
5. 優勝者の決めかた
制限で終わったときは、次のとおりに優勝が決まります。
- 総資産(現金+お店+株)がいちばん多い人
- 同点なら、席の番号が小さいほう
- チーム戦のときは、チームの総資産の合計で比べます
- 破産した人は、順位の対象に入りません
優勝の表示には、名前の横に 「制限ターン・総資産1位」 または 「時間切れ・総資産1位」 と添えられます。
6. デフォルトの数字
デフォルトを選ぶと、数字はボードに書いてあればその値、書いていなければ目標金額から決まります(行の横に「デフォルト=…」と出ます)。
| 目標金額 | 制限ターン |
|---|---|
| 〜10,000G | 30 |
| 〜12,000G | 36 |
| 〜14,000G | 42 |
| 〜16,000G | 48 |
| 〜18,000G | 54 |
| 〜20,000G | 60 |
| 〜22,000G | 66 |
| 目標金額 | 制限時間 |
|---|---|
| 〜10,000G | 60分 |
| 〜12,500G | 75分 |
| 〜15,000G | 90分 |
| 〜17,500G | 105分 |
| 〜20,000G | 120分 |
| 〜22,500G | 135分 |
| 〜25,000G | 150分 |
目標金額が 10,000G を超えると、制限ターンは 2,000G ごとに +6、制限時間は 2,500G ごとに +15分 です(どちらも切り上げ。上限は 999)。
⚠ 「デフォルト」を選ばないかぎり、制限は効きません。ボードが数字を持っていても、行がなしのままなら、ふつうの対局です。
7. 遊びかたの例
- 30ターンの短期決戦 — 制限ターンを 30、目標金額を なし。決まった周回で総資産を競います
- 1時間で終わる対局(配信向き) — 制限時間を 60分。1手の最大時間は自動で入ります
- 目標金額もターンも欲しい — 両方を決めておくと、先に届いたほうで終わります
- ネット対戦 — カスタムルームも、ホストが同じ行で決められます。ルームでは制限ターン・制限時間とも5より小さい値は5に丸められます。持ち時間は、ルームの既定(10分・猶予120秒)から始まります → ネット対戦のガイド
制限ターンと制限時間は、決めたルールを対局中に変えることはできません(対局中の「ルールの確認」で読むことはできます)。