お店のシャッフル
シャッフルは、対局を始めるときにお店の値段を盤全体で並べ替えるルールです。同じボードでも、高いお店と安いお店の場所が毎回変わるので、いつものボードが別の盤になります。「このボードはもう覚えてしまった」というときや、ボードの知識の差をならして遊びたいときに向いています。

ルール設定(ボードを選ぶ画面で R)の シャッフル の行で選びます。既定は なし です。
1. 3つの設定
| 設定 | 入れ替わるもの | 空き地 |
|---|---|---|
| なし(既定) | 何も入れ替わりません | そのまま |
| 空き地以外 | お店どうしで「値段と買い物料」が入れ替わります | 場所も中身も動きません |
| 全部 | お店と空き地をまとめて入れ替えます | 空き地の場所も入れ替わります |
- 行の上で ← → を押すか、チップをクリックして選びます
- 入れ替えは対局の始めに1回だけです。対局の途中で並びが変わることはありません
- 選んだ設定は、ルール設定のプリセットにも保存されます(→「ルール設定」)
2. 何が動いて、何が動かないか
シャッフルで動くのは「値段と買い物料の組」だけです。マスそのものや、エリアの形は変わりません。


| 動くもの | 動かないもの |
|---|---|
| お店の値段(初期価格) | マスの場所とつながり(道は同じ) |
| お店の買い物料(値段と組のまま動きます) | エリア(どのお店がどのエリアに入っているか) |
| お店の見た目(値段の格に合わせて描かれる建物の絵) | お店の名前(名前はマスに残ります) |
| 「全部」のときだけ:空き地の場所 | 銀行・マーク・チャンスなど、お店以外のマス |
2a. 値段と買い物料は「組」で動く
値段と買い物料は、ばらばらにされず、組のまま別のお店へ移ります。たとえば、もとのボードがこうなっていたとします。
| マス | もとの値段 / 買い物料 | シャッフルのあと(例) |
|---|---|---|
| お店A | 130 / 19 | 490 / 94 |
| お店B | 220 / 38 | 130 / 19 |
| お店C | 360 / 67 | 220 / 38 |
| お店D | 490 / 94 | 360 / 67 |
並び順は変わりましたが、「130 なら 19」「490 なら 94」という組はそのままです。そのため、どのお店も値段に対する買い物料の割合(利回り)はもとのボードと同じです。シャッフルが変えるのは「どこに高いお店があるか」で、お店1軒ずつの損得ではありません。
2b. エリアをまたいで混ざる
入れ替えはボード全体でひとまとめです。エリアごとに分けて混ぜるのではないので、安いお店ばかりだったエリアに高いお店が来ることもあれば、その逆もあります。
- 株価は、そのエリアのお店の資産で決まります。お店の値段が入れ替わるので、エリアの株価もボードのいつもの数字とは変わります
- 「2つのエリアに入るお店」も、ほかのお店と同じように値段が入れ替わります。どのエリアに入っているかは変わりません
2c. お店の名前
名前はマスに残ります。「やおや」と名付けられたお店は、シャッフルのあとも同じ場所の「やおや」です(値段だけが変わります)。
ただし、名前を付けていないお店(エディタが付ける「初期お店価格 360」のような値段そのままの名前)は、新しい値段に合わせて名前も変わります。名前と値段が食い違って見えることはありません。
3. 「空き地以外」と「全部」のちがい
3a. 空き地以外
お店の値段だけを入れ替えます。ボードに最初から置かれている空き地は対象外で、場所も、空き地であることも変わりません。空き地の位置で盤の性格が決まっているボードを、その形のまま遊びたいときはこちらです。
3b. 全部
お店と空き地をひとつの山にして入れ替えます。空き地の「組」を受け取ったマスは空き地に、お店の組を受け取ったもとの空き地はお店になります。
- 空き地の数は変わりません。変わるのは場所だけです
- 空き地がほかのエリアへ移ることがあるので、エリアの中のお店と空き地の数も変わります。空き地だらけになるエリアや、空き地が1つも無くなるエリアが出ることもあります
- 最初から空き地が1つも無いボードでは、「全部」と「空き地以外」は同じ結果になります
4. 空き地モードといっしょに使う
シャッフルが先、空き地モードがあとです。
- まずシャッフルで、お店の値段(「全部」なら空き地の場所も)を入れ替える
- そのあとで、空き地モードが入れ替わったあとのお店からいくつかを空き地にする
そのため「空き地以外」で守られるのは、ボードに最初から置かれている空き地だけです。空き地モードがあとから作る空き地は、シャッフルが終わってから決まります。空き地モードの段階については「ルール設定」の §4 を見てください。
5. ボードの作者が「動かさない」と決めたお店
ボードによっては、作者がシャッフルから外したお店があります。目標の近くに置いた名物店や、序盤のための安いお店など、その場所にあることに意味があるお店です。

- 外されたお店は、自分の値段と買い物料を保ったまま動きません。ほかのお店だけがその周りで入れ替わります
- 「全部」のときも同じで、外された空き地は空き地のまま、同じ場所に残ります
- どのお店が外されているかは、遊ぶ側の画面には出ません。作者の意図として受け取ってください
ボードを作る人は、エディタでマスごとに設定できます(→「ボードを作る」の §5b)。
6. 対局中・対局のあと
- 対局中の データ → ルールの確認 に、シャッフル の行があります。いまの対局がどの設定で始まったかはここで分かります
- セーブして中断しても、再開すると同じ並びのまま続きます(再開のたびに混ぜ直すことはありません)
- ネット対戦でも使えます。ルールを決めるのは部屋のぬし(ホスト)で、全員が同じ並びの盤で遊びます
- CPU も、入れ替わったあとの値段を見て考えます。もとのボードの値段を覚えていて得をすることはありません
- データを見る → 実績 に、シャッフルで遊んだ・勝ったときの実績があります
7. 遊びかたのヒント
- 最初の1周は、盤をよく見る。 いつもの「高いエリア」が高いとは限りません。マップ確認で、高いお店がどこに集まったかを確かめましょう
- 株は、値段が集まったエリアから。 株価はお店の資産で決まるので、高いお店が多く入ったエリアは最初から株価が高めです
- 「空き地以外」はボードの形を残す。 空き地の位置や作者の除外が効いたまま、値段だけが新しくなります。はじめてシャッフルを試すなら、こちらがおすすめです
- 「全部」はいちばん荒れる。 空き地とお店の場所まで変わるので、同じボードとは思えない展開になります